社会人3年目にして2回転職した僕が感じた転職のメリット・デメリット

ブログ更新するの9ヶ月ぶりでウケました

突然ですが、私2022年の7月末で無職になりまして、10月からまた働きます

 

ざっくりこれまでの経歴ですが

2020年大学卒業&就職→2020年8月退職(1社目)→4ヶ月無職(暇だったので女性用風俗で働いていました)→2021年1月転職(2社目)→2022年7月退職→2ヶ月無職(超楽しかった)→2022年10月転職(3社目)

 

順風満帆な人生を歩んでいることがわかりますね!

 

最初は丁寧に時系列順に入社理由などを書くつもりでしたが、どうしても単調な文になってしまったので僕がこの3年で感じたことを書きます。

 

転職は超おすすめ!ってわけじゃない

転職すべきかどうかは人によります。

わざわざ言う必要もないと思ってるし、こんなこと言ったら元も子もないけど…一応

 

僕はTwitterが大好きで、このブログを見ている人の9割がTwitter経由なはずなのでみなさまわかると思いますが、転職推奨ツイートとか、年収簡単に上がりました!みたいなツイート結構流れてきませんか?

僕は2回転職したからわかるんですけど、上記のようなツイートはポジショントークが繰り広げられていることが多い印象を受けます。

 

そもそも転職の動機は仕事内容の不満から来るものだったり、賃金・時間的拘束・待遇面の改善を図ったりすることが多いんですが、全ての目的をクリアした転職って中々難しいなと感じました。僕みたいな20代は特にそうです。

 

僕は1社目のゲーム会社がみなし残業40時間含まれていたので給料は新卒にしては良かったんですが、2社目の営業の会社では入社3ヶ月ぐらいの間間研修期間みたいな扱いを受けていて、手取り16万でした。警察に通報しようかと思いました。

 

もちろん分かっていた上で入社しましたけど、給与明細みた瞬間普通に死ねよ…と思いましたし、限界になったら自分のデスクでウンコしてクビになろうと決意しました。(1年半続きました)

1社目と比べて手取り10万減った最初の数ヶ月は早期で退職したことを激しく後悔しましたし、判断を誤ったと感じたり、良くない選択をした時ってめっちゃ自信なくすな~と思いました。

 

その分残業がない点が前の職場より明確に優れていました。

1年前自分がどういうツイートしてたか覚えてないですけど、お金の面は伏せて残業がない!転職サイコー!ってツイートするだろうな~と今思いましたし、良いことだけ書いてあるツイートはあんまり信用しないほうがいいです。その人も影では自分のデスクでウンコ漏らしてるかもしれないためです。

 

 

僕は浮いた時間でネットに落ちてる営業のノウハウみたいなの片っ端から取り入れて、ダメならすぐ切り捨てて次次!みたいな感じで自分に合うものを探しまくってました。

成果に繋げたらそれなりに評価してくれる環境だったので、給与面の問題もクリアして転職サイコー!状態になりましたが、冷静に考えてめちゃくちゃ運が良かったなと感じます。

評価基準が曖昧だったり、1人でもパワハラ上司(劣悪な人間関係という意味)がいたらまたすぐ退職したと思いますし、こういう重要な要素って入社してからじゃないと分からないことが多いのがウーンwって感じですね、労働。

 

僕は今から滅茶苦茶なことを言いますけど、どんな仕事や職場でも必ずクソな要素ってあると思うんですね。

で、環境によってクソな要素が違うので、自分がまあこれなら許容できるか…っていうクソ要素を孕んでいる環境を見つけるまでは、渡り鳥のように職を転々としていくのが良いと思っています。

立つ鳥跡を濁さずっていうことわざがありますけど、これは鳥が濁す選択をしなかったワケではなくて、クソをする余白すらその環境に残っていないぐらいクソで敷き詰められていたんじゃないかと思いますね。

 

僕は20代のうちは、というか世間体を気にしなければずっとこんな感じで生きていいと思っていて、自分に合う環境が見つかればベストだし、見つからなければゆるやかな死を迎えるだけです。

 

雑にまとめると、「転職前のほうが良かった…」と感じている人の状況や発言って表面化しにくい傾向にあるけど、ほとんどの人が「ちょっとミスったかな~」ぐらいに感じるのが転職。

その後どれぐらい努力したいと思えるかは環境に依存することがほとんどなので、職場選びは慎重にという話。肝心な職場選びが運要素強めなのがクソポイントなんですけどね!

 

職場選びのポイント

わからない。運と自分のフィーリングに合うかどうかだと思う。

給与・仕事内容・労働形態などのわかりやすい基準はあるけど、実態と人間に関しては入ってみるまでわからない。

この2つに関しては考えてもしょうがないことなので、割り切って転職活動を進めるのが最適解。人間関係で悩まないメンタルを持ち合わせているのが理想。

 

今の仕事を辞めるか迷っているけど中々辞められない人って、「辞めた経験がないから」辞められないって理由の人が多いと思う。(とんちみたいですね)(退職一休さん)

要は「辞めたらどうしよう…」みたいな不安がこびりついているだけなんですけど、1回転職を経験してしまうと「嫌なら辞めればいいか」というメンタルに大体なるので強気に生きることができます。後でも書きますが、これが転職活動で得られる最大のメリットだと感じています。このマインドは生きるのを楽にしてくれます。

 

職場選びは入ってみるまでわからない要素が多くてクソなのは事実あるんですが、1度転職を経験してるとフットワークが軽くなるので、次の職場選びは慎重になりすぎなくていいと個人的に思います。

 

余談ですが、「嫌なら辞めろ!」みたいな雑なインターネットのアドバイス、あれ正しいけど間違っていて、1回転職経験がある人だからこそ言えるセリフだと思います。

複数回転職経験がある人と、1社目の職場を辞めるか迷っている人では視点が違うので、後者の状況の人に「嫌なら辞めろ!」と無責任に言うのは適切ではないし、響かないと思います。みなさまもくれぐれも声だけデカい見ず知らずのキモいオタクのツイートに騙されないように。

 

転職のメリット

まずわかりやすいところからお伝えすると、仕事を辞める瞬間はめちゃくちゃ気持ちいいです。

射精やオーガズムの快楽を「1」とすると、退職の快楽指数は「10」ぐらいあるんじゃないでしょうか。スケベな例えしかできない大人ですいません。

退職日の気持ちよさは三大欲求を少しだけ上回り、その後徐々に逓減していくような感覚です。人にもよりますが1~2ヶ月の間は無職の期間が楽しくてしょうがないと思います。

 

他には給料が上がる!とか残業が減る!とか、そんなことは次の職場によるので語らないとして、転職活動を通して得られる最大の恩恵は「マインドの変化」です。

 

僕の場合は意思決定のスピードが速くなりました。

カッコよく言いましたが、やりたいことがなくてフラフラしてるだけなので、次はなにをしようか尻込みしている時間が一番の損失というワケなんですね。

とりあえずやってみる、とか何でも飛び込んでみる、みたいな思考を持ち出したのは退職がきっかけだと感じています。

 



 

感覚的な話で申し訳ないですが、転職とか女性用風俗(これは再現性が低くて恐縮)を経験して適度に適当に生きれるようになりました。楽観的すぎるのも問題ですが…

仕事っていつ辞めても始めてもいいんだなって感じるようになってから生きるのが楽になりました。

 

上記の話が当てはまるのは20代で時間があるとか、職場で重い責任のポジションではないとか、結婚していない、などが前提になってくるので、転職するのであれば早めに経験したほうが楽かもしれませんね。

 

逆にこれぐらいしか恩恵を感じていないので、しなくていいなら転職なんてする必要ないですよ。変化は疲れるし、面接もめんどくさいですしね。(Tips:「Death&死ね」の職場でギリギリ使えるラインのコンボ)

 

デメリット

あんまりない。

ただ1回目の転職活動は本当に面倒くさい。これに尽きる

 

僕は1回目の転職活動は本当につまらなかった。退職直後2~3週間面接しまくったけど、そもそもすぐに働きたくないことに気付いた。働こうと思うまでに4ヶ月もかかった。

2回目の転職活動は楽しくできてすぐに終わった(転職サイトの登録とかも含め2~3週間で終わった)

 

この両者の違いも経験の有無によるもので、初めての転職活動の時は選ぶ基準もなかったし、そもそもすぐに働きたくないので志望動機を考えたり面接が苦痛だった。

1回目の転職ってあんまり面白くないと思う、退職して解放された気持ちの中で次の仕事探すの意味不明ですからね。そもそも働きなくねえな…という不協和に陥りがち。

根性論だけどこれは乗り越えるしかないかなと現状感じています。

 

2回目の転職は自分の中に基準が出来上がっていたので楽に感じた。

面接に対する心構えも変わって、「準備して臨むもの」っていう認識から「普段考えていることを披露する場」に変わった。合わない会社とは縁がないと割り切っていたのでストレスもそこまで感じなかった。

実際働くのは10月からだけど、クソやな~と思う要素でいっぱいになるまでは続けるつもりです。

 

あとは空白の時間が長ければ長くなるほどしんどいかもしれないですね。

個人的な考えですが、精神を病むのって時間のあるときだと思っていて、例えば土日に一瞬だけ仕事と心の距離を置いて休んでいると、暇なわけじゃなけど心のリソースに余白ができ、その余白部分が精神を病むだけの力を産んでしまい、人生とは…という気分になる

 

これが無職だとずーっと続く感じなので、やりたいゲームするとか、まとめて映画観るとか、平日に温泉に行くとか、序盤は時間の潰し方は無限にあるけど段々とレパートリーが減っていく。人によっては耐えられないかもしれない。

レパートリーが多すぎる人とか、先のこと考えて不安にならずにひたすらゲームに打ち込める人は無職適正があると思います。ある種才能なので胸を張って無職やってほしいです。

 

まとめ 仕事を辞めるか迷っている方へ

自分で決めましょう!

経験則ですが、転職において「決断をするタイミング」では人からのアドバイスはあまり役に立たないです。仕事を辞めたり、入る会社を選んだりする際のタイミングってことです。

 

アドバイスをしてくれる人が悪いワケではないんですが、その人は自分の人生の責任を取ってくれないので参考程度にしかならない。人生の選択を誤ると落ち込むし、でも時間は帰ってこないし、自分の判断能力の低さが嫌になりますが、自分で決めるしかないんですね。

 

本当に面倒くさいんですが、乗り越えた先に今よりいい環境が待っているかもしれないので、今の環境に不満を感じている方は転職をオススメします。面倒くさいことこの上ないんですが…

迷ってる時点で転職したほうが大体いいと思うので、転職サイトやエージェントに登録してみるといいと思います。

 

 

先ほどアドバイスは意味ないとか言いましたけど、転職の進め方とか、おすすめのサイトやエージェントの選び方とかはめちゃくちゃ役に立つので聞いた方が楽です。

ぜひ周りの頼れる大人に相談してみてください。いなければインターネットを参考にしてほしいです。よくわからない声だけ大きいポジショントーク全開の人は無視してOKです。たぶんオタクなので。

 

僕のおすすめの転職サイトや転職の進め方みたいなものは、今回の趣旨と逸れるので割愛しますが、個人的に相談も承っているので職場のデスクでクソを漏らす前にDMお待ちしております!

 

それではまた!

 

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