引きこもりオタク、ママ活をする
こんにちは!
突然ですが、みなさんママ活ってしたことありますか?僕はあります。
まず最初に、ママ活って何?って方へ用語の説明
とても長いですね。いわゆるパパ活の逆バージョンです。
いや逆バージョンってなんだよって書いてて思いましたけど、まあポケットモンスター パパ活/ママ活 みたいな感じと言えば伝わるでしょうか。届けこの想い
今回は、どういう経緯でママ活をすることになったのか、実際に何をしたのかを書いていきます!
まずは自己紹介
関東に住む大学生です。性別は……男
彼女なし、友達少なめのリアルお察しなので、休日は1日に12時間ぐらいゲームをして過ごしています。
顔はオードリーの若林に似ていて、
これは知り合いからもらった画像なんですけど、マジで自分に似すぎてて笑ってしまいました この顔で変換して読んで頂けたら幸いです。
あとは去年の10月頃に左の金玉だけがスーパーゲキレツに痛くて4泊5日入院した経験があったり、
eternalniwaka.hatenablog.com ガブリアスのモノマネをしたら記事が700RTぐらいされました(露骨な宣伝)
ママ活をしようと思った経緯
楽してお金を稼いでみたかったから!以上!
ただこれだけだと、じゃあ他の方法でもよくない?ってなりますよね(自問自答)
正直に言うと明確な目的はなくて、¨ただなんとなく面白そうだったから¨という理由と好奇心で動いていました。
若いうちにしかできないことの一種なので、綺麗な言葉で言うなら「今しかできないことにチャレンジ!」といった感じでしょうか。なので金銭は二の次ですね。
たった数行で矛盾する、計画性のない男…(これは自己紹介です)
どこで知り合ったのか
マッチングアプリを使いました。
今回使ったのは有名なアプリでなく、ママ活専用アプリを使用しました。
男性は大学生のみが登録できる仕様になっているので、誰でもできるってワケじゃないのが特徴ですね。
今回の対戦相手
今回、対戦するお相手の方をご紹介します。
あいさん(仮名)
年齢は…48歳
あ、そういえばさっき自分の年齢書くの忘れてましたね。
僕は22歳です。体重はりんご3個分☆(これも自己紹介です)
賢い読者のみなさんなら、なんとなく察しがつきますかね?わかりますかね??
お母さんと年齢ほぼ一緒
対戦ありがとうございました。
流石の僕もこんな顔になってしまいます。
そう、以前までの僕ならね…
なんかこれも人生経験の一種じゃん、今しかできないことをやる…そうだろ?
メッセージのやり取りをしていきます
やり取り自体は淡泊で、挨拶のメッセージをこちらから送ってから、どういう目的でやっているのか~等を少し話したぐらいです。その後はすぐに場所と時間を指定された感じです(ここは個人差アリ)
アプリの操作性がカスなのでやり取りを遡るのが面倒だったのですが、本当に大したことは話していないまま会うことになりました。インターネットってすごいね。
この段階では、初回で会ってみて雰囲気が良かったらお金の話へ移行していく、みたいな感じでした。
対戦よろしくお願いします
やり取り上では新橋となっていますが、場所は有楽町に変更になりました。
有楽町のOIOI(オイオイ)の前に来てくれと言われたので素直に従っていきます。
ここでマッチングアプリの抱える問題に直面します。
「写真と違ったらどうしよう…」
という問題。答えは既に知ってるだろ?
A.ポケモンのモノマネをする
でもですね、よく考えてみてください。
流石に有楽町ですよ、流石にね?ガブリアスの生息地ではないのでね?そう何回もポケモンになれるワケじゃないんですよ僕だって
なのでマッチングアプリで初対面の方と待ち合わせするときはいつもこんな感じです。
突然ですが、ここで明日から役立つワンポイント豆知識のコーナー☆
会う約束をしている相手に、あらかじめ服装を聞いて探すようにしておくと、ノブナガになることができる!!!
「どんな服装してますか?」
「あっなるほど水色のジャケットですね。了解です~」
「ん…?(冷や汗)」
あっ…いや
マジで勘違いだったわビビった本当に
有楽町のマルイに水色のコート着たおばさん2人も配置してんじゃねえよ本当に紛らわしいから…(1人は全然関係ないおばあさんでした。悪口言ってごめんね)
ご飯を食べていきます
いやちょっと焦りましたけどね、なんとか合流できました。
写真は綺麗だったんですけど、実物はちょっとくたびれた感じでした。冷静に僕の2倍以上生きてるもんね。それはそう。
ちなみに、僕に対しては、「写真と変わらなくて安心したわ~」と言ってくれました。
いやどの口が言うねん、「フザけたこと言ってんじゃあねえぞこのボケカスがよォ~!」と思わずジョジョみたいなセリフを口に出してしまいそうでしたが
僕も写真と違ったらこんな感じで罵声を浴びせられる可能性があったので、ここは引き分けとしましょう。
少し話は逸れますが、有楽町のマルイって行ったことある方いますか?
ほとんどのお客さんがね、女性なんですよ。女性
カフェに行きます
建物の中にあるカフェに着きました。
案の定女性しかいません。かなり気まずい寄り…いやもう寄りかかってる、気持ちが
2人席を店員の方に案内されたのですが、
「カウンター席のほうがよくない?(人生経験48年)」
いや、よくねえよ(今年でこの世に生を受けて22年目を迎えます)
なぜ距離感の近い選択をするのか…これは試練
今俺は開いたのさ、ママ活という扉をな
実際に何をしたのか
いやまあ、何をしたかと言われると¨何もしていない¨んですよ。
ご飯を食べながらお話をしたり聞いたり、本当にただそれだけでした。
あと僕は体重がりんご3個分しかないのにめっちゃ食わされた。気合で完食。
幸いにも僕は人の話を聞くのが好きだし、自分の話をするのも好きだ(←めっちゃ早口で言ってそう)
だから、お話するという行為自体は全く苦痛じゃなかった。たとえお母さんと同じぐらいの年齢でも。
辛かったポイント
1.周りの視線がキツい
これに尽きます。だっておかしくない?明らかに歳の差あるじゃんあの2人。
お母さんなの?お母さんに敬語使わなくない??何なの???
ママ活~~~~~!!!!!!!
ようやくわかってきたぜ、このゲームの「本質」が…
あるんだよ…このゲームに必勝法が
つまるところですね、ママ活で本当に必要なのは
歳の離れた異性と2人きりでご飯に行く覚悟ではなく
「明らかにおかしい」という周りからの視線に耐える忍耐力です。
これが今回学んだことの中で一番伝えたかったことまでありますね。
いや相手の容姿や年齢を貶めているワケではないんですよ、決して。
でも逆だったら?
ちょっと極端だけど、おじさんと女子高生が並んで歩いてたら、「親子かな?」か、「お、パパ活か?w」にしかならなくないですか?
敬語使ってる時点でまあ親族ではないので、そういう活動のルートがこの時点で確定してしまうわけです。周りからの目線的な意味でね
何よりもこの視線に耐えることが最大の関門だなと本当に感じました。
若いOLとか女子大生っぽい人、店員のお姉さんにめちゃめちゃ見られました…。
2.時間が経つのが遅く感じる
いや~やっぱり慣れない場、慣れない人といる空間っていうのは時間が経つのが遅いです。ましてや周りの目線も気になるっていうのに…
待ち合わせから解散までの時間は、ご飯含め2時間程度でした。
時間的には決して長くないのですが、この時ばかりは永遠の刻(とき)を感じましたし、
なんとなく自分が力士になった時のことを想像したりして、悠久の時を過ごすことにしました。イメージするのは常に最強の自分…
3.話が合わない
いや別に話の面白さを求めて行ったわけじゃないんです。
だからこういうこと言うのはお門違いなのかな?とは思うんですけれどもね、
話が合わなかったです。
冷静に26歳差ですよ。世代なんか一致するわけないし、何を話しても「ジェネレーションギャップ」のひとことで片付けられてしまいます。これはいけない
なので、力士の話をして場を繋ぎました。
相撲に全く詳しくないんですが、なぜか昔から力士の画像を保存するのが好きなんです(意味不明)
「自分がデブだったら力士になりたかった。でも大学生になってからご飯を食べる回数が不定期だから力士の夢を追いかけるのはやめた。」
「おばあちゃんが相撲好きだったから、来世は力士になって世の中に名を轟かせたいと思っている」
などといったように、挫折経験や来世の展望を話し、なんとか場を収めることに成功した。サンキュー力士
最大の試練
ご飯を食べたところでお店を後にします。
ここで、「楽しかったからお小遣いをあげたい」みたいなことをチラつかせてきました。なるほど!(なるほど)
どうすればいいか分からなかったから、従順な子犬みたいな感じで待っていたんですが
「ちょっと歩きたい」と言われたので、ここも従うことにします。
有楽町駅から東京駅まで歩いて数分なので、まあこれぐらいならいいかなって思って歩みを進めていきます。
歩くこと40秒ぐらい…
「手繋ぎたいんだけど、ダメ?」
こんなことあるかよ…今日は金曜日だぞ…まだ20時…
仕事終わりのサラリーマン、OLだってたくさんいる
この人混みの中お母さんと手を繋いで歩くのか…?
カフェでも痛いほど経験したが、ママ活の最大のキモは、自分のプライドを捨てること
いくらもらえるかはこの時点では分からないけど、この後に報酬が用意されてるなら、やるしかねえ…!
色々終わってからお金を渡すのって、よく考えたら当たり前ですけどその分僕も全力でパフォーマンスしないといけないんだな、と思いました。
夜に輝く建物のライトも、道を歩く綺麗なお姉さんも、今は乾いた心のせいでモノクロにしか見えない…
相手の要望は全て従ってたし、先に言ったもん勝ちでしたね。ママ活は先攻ゲー。
良かったこと
1.お金を貰えました
長いことグチグチ言っちゃいましたけど、ちゃんとお金は頂きました。
なんと、お小遣いを頂きました。
金額は…5000円
相場とか全く知らないんですけど、調べると適性なのかな?って金額でした。
まず初回でお金を貰えると思っていなかったので普通にアドですね(早口)
ご飯代はもちろん出してもらいましたし、2時間お話で5000円!これなら毎日力士の話しますよ、オレ!がんばります!!!
でもちょっと困ったなと感じたのは、
「明確にお金が必要な理由がない」
ということです。
もちろんお金は大切です。小学生の時ボーボボで学びました。
でも、「企業したいからお金が必要なんだ!」とか大層な夢を持っているわけでもないし、「お金、あればいいよね~」ぐらいにしか思っていないので
まあ簡単に言うと「おねだり」するための動機があまり自分にはないな、と感じました。
そうなんですけど、ワンチャンなんか引っかからないかな?と思ってなんとかその場で模索しました。
結果的に、女性の服や小物のセンスを褒めた後に、「服買いたいけどお金ないんだよね~」とかいうクソ適当なことを添えたのがなんかうまくいったみたいです。やったね
ママ活を終えてみて
2時間程度で、ご飯代+5000円を頂きました。
女子高生の援助交際とかでよく、ホ別1.5とか2とか言いますよね。
今回は体売ってるわけでもなければただお話しただけだったので、そういうのに比べたらまあまあ割のいいバイトだな~みたいな感じがしています。
なぜか距離の近いカウンター席でご飯をしたり、帰り際に手を繋いだことを抜きにしたら、まあ悪い経験ではなかったなと。
東京駅の暗めのところで、お金を直で渡されたのは麻薬の取引みたいでウケましたが、特に一線を越えるような要求をされることもなく解散。現在時刻は20時半前!平和!!!!
かなり忙しい方みたいですが、また時間が合えば会いたいと言われたのでまあ僕の気分が乗れば第2回があるかもしれません。
まとめ
- ママ活で大切なのは自分のプライドを捨てること
- ママ活は先攻ゲー
それではまた来世でお会いしましょう(力士)
おしまい!